私はエンジニアなので,あまり浮世離れした話しはしない方なのだが,自分の「クルマ」に対する想いや考えを言葉にしようと試みているうちに「魂」なんて言葉が出てきてしまった.(ちなみに,クルマを擬人化するのは嫌いだったりする)
私の好きな作家(先日紹介した「魂の駆動体」の作者)の影響を多大に受けているのかもしれないが,何かと説明しようとするとしっくりきてしまうので,多分ホントにそうなんだと思っている.
こだわる原因というか,魅力というか.
引きつけられるモノには,魂が宿っている.
魂が宿る瞬間は色々あって,例えば,ある自動車エンジニアが,その後名車と呼ばれる所以となる部分の図面を引いた瞬間とか.
苦労して完成させたエンジンに初めて火を入れた瞬間.
これはモノが世の中に出てくる前の話し.
父親に大切にされてきた万年筆が,息子に譲られた瞬間.
若い女性が,頑張って貯めたお金で初めてのプラダを買った瞬間.
クルマがレースで勝利した瞬間.
これはモノが世の中に出てからの話し.
モノの歴史がはじまる瞬間,人の想い(私の言葉だと「心意気」)がモノに込められた瞬間
アンティークに魅力を感じるのは,中古(笑)とはいえ魂が宿っているからだと思う.
中古の魂を活性化させるのは,その後のオーナーの心意気なのか.
私のAlfettaに,魂は宿っているのだろうか?
この週末,Alfettaの状況を聞きにアレーゼ・トレーディングさんにおじゃました.
フロントの異音はどうやらハブベアだったらしい.ただ,走行中にゴロゴロといった音を確認できなかったので気になるところ.交換した部品を見せてもらってどういう風になると今回の症状が出るのか確認しておきたい.
そしてペラシャフトだが,どうやらセンターがきっちり出ていないらしいので一旦ばらすことになったのだが,どうもフロントとリヤのカップリングに傷が入っており,要交換となってしまった.
また,ミッションの後ろ側のブッシュがもう落ちているらしく,交換しないと振動が残る可能性があるとのこと.
ただ,いかんせんそのブッシュ交換はミッションを下ろすことが必要で,えらい工賃がかかってしまう.
ブッシュのせいで振動が残る可能性は了解の上,交換なしで作業を進めてもらうことにした.
交換作業は,クラッチやミッションO/Hの時にでも実施することに.
はて,そんなこんなで,クルマなしの生活が続いているが,おかげで自転車に乗る時間が多くなった.
週末は最低でも20kmぐらいはがんばっている.
もしかして,このまま戻ってこない方が健康的だったりして.
土曜日は,アレーゼ・トレーディングさんを出ておのひろきに電話してみた.すると,多摩川で昼ご飯を食べてるらしい.
自転車を池上通りに向け,一本入った裏道に.
最近,ベルギービールを扱う酒屋さんをそこで発見したので,土産にベルビューを2本買う.
このお店,夜になると隣でベルギービール専門の飲み屋を開く.
今は店内改装中で,近日オープンらしい.楽しみだ.
20分ばかり自転車をしゃかりきにこいで,多摩川はガス橋に到着.
黄色いBromptonに乗ったおのひろきを発見.最近入手したカスタムBromptonの調整,試乗がてら,多摩川に出てきたらしい.
自転車を止めて二人で腰を下ろしてビールを飲む.
桜の蕾はまだ開いてないが,ちょっとしたお花見気分である.
なんとか戻ってきたAlfettaだが,やはり微弱な振動が気になる.
おそらく,何度か組み直しているうちに,プロペラシャフト全体としての微妙なバランスが崩れてしまったのだろう.
こうなると,素人の私にできることはもうない.
それから.
フロントの足回りから「コトン」といった異音がかなり前から出ていたのだが,最近はそれが顕著になってきた.
ハブベアかタイロッドエンドかタイロッド本体か.
ということで,これら二つの点検にAlfettaを出すことにした.
今回はペラシャフトのバランス取りが必要ないなるかもしれないので,その経験があるお店に出す必要がある.
たまたま,ウチの近くにS.Z.や75を結構扱っている「アレーゼ・トレーディング」さんがあるので,ちょっと相談してみた.すると,やはりそういった症状の75を何度か点検したことがあるとのこと.
まぁ,近いと何かと便利だし,ここの社長さん,私のAlfetta(個体そのもの)を昔あつかったことがあるらしく,何となく親近感があったりする.
それじゃぁお願いしますとクルマを預ける.
フロントの異音は間違いなく直るだろう.が,ペラシャフトの方はどうなるのだろうか.
良くなって戻ってくればいいが....
ようやく帰ってきた.
いやはや,長い半年であったが,今となってはなんとなく,Alfettaを維持することについて色々と考える時間ができて良かった気もする.
細かいところでまだ気になるところがあるが,それは追々見ていくことにしよう.
さて,戻ってきたAlfettaだが,今年は車検がないので色々と手を加える予定になっている.
1.フロントサスペンション点検
2.クーラー修理
3.外装
フロントサスペンションは,どうもタイロッドかそのエンドにガタがきているようだ.これは危険なので早急に.
クーラーは電装系がおかしいのと,コンプレッサ本体.どうも焼き付いている気がする.軽自動車用のロータリーコンプレッサに交換できればよいのだが.
外装は実は全塗装を企んでいる.一昨年から計画していたことだが,そのときはヘッド交換でお流れに.
車体全体に発生している塗装のひび割れと,所々発生している錆をどうにかしようと思っている.
結構まとまったお金が準備できそうなので,ピッカピカにしてやろう.
先々週,振動のリポートができるとここで書いたのだが,やっぱり手元にAlfettaは戻ってきていない.
昨年末,応急処置したプロペラシャフトだが,新品のカップリングに交換したら,昨年と同様の振動が発生したのだ.
お店の方でもカップリングを別のものに代えてみたり,シャフト自体も交換してみたり.
この土日,お店に行って,クルマの状態を確認する.
エンジンを吹かすと4000rpmからの激しい振動.昨年暮れの症状とまるっきり同じだ.
昨日はさすがに寒くて作業ができず,部品図やマニュアルを見ながら頭の中で作戦会議.
そのまま市川の実家に泊まり,翌朝,お店へ.
今日はリフターでクルマをあげ,ペラシャフトの状態を確認.
外見は特に異常はない.センターマウントがやや斜めについている気がしたので,微調整.
しかし,症状変わらず.
日はまだ高いが,今日は作業終了,帰途につく.
自転車をこいでJR船橋駅へ.(蒲田からBirdyで輪行したのだ)
漕ぎながら,なんとなくAlfettaから気持ちが離れている自分に気がつく.
年に何度か,こういう気分になるときがあるのだが,ちょっと今年は強いかも.
何人かの知人からクルマを買わないかと誘われていることもあるのかも.
ちょっと前に,Alfettaで胃に穴をあけた佐藤千洋さんの掲示板にも何となく書き込んでみたのだが「いろんな車に乗ることも大切」「でも乗っちゃうと,やっぱりAlfetta」なんて返事が.
まぁ,でも,次のクルマは?と聞かれれば,迷わずAlfaRomeoと言っちゃうのだから,そんなに深刻な問題でもないか.
あはは.
先週,一冊のSF小説を読んだ.
「魂の駆動体」 神林長平 波書房
もともと神林さんの小説は好きで,ほとんどを読んでいるのだが,この本は,その中でもベスト3に入るかもしれない.
なんだか,私のクルマに対する考え方が,そのまま文章になっているようで,とてもうれしくなってしまった.
私がこのwebページで,クルマについてあまり語らないのは,うまく人に伝えられるような,上手な文章が書けないからだ.
人に伝えるときはいつも「千洋さんのエッセイ,読んでみてください」と言っていた.(そのぐらい,最初に千洋さんのエッセイを読んだとき共感し,うまい文章だと思った)
ということで,今度はこの本もあわせて読んでみてほしい.
先週から自転車を店に出していたのだが,今日,作業が終わり,無事に戻ってきた.
ヘッドと呼ばれるハンドルのベアリング交換と,前後のハブ,ホイール,タイヤ,リヤディレイラー,シフターを交換したのだ. (これから話しをする自転車「BD-1」については「おのひろきおんらいん」を見ていただきたい)
そもそもはヘッドにガタが出ていたので交換をお願いしに行ったのだが,歪みが気になっていたホイールのの件も相談したところ「折角なら,BD-1の2000年モデルと同スペックのパーツにグレードアップしたら?」と勧められたのだ.
パーツのグレードも良くなるし,ギヤも7段から9段化されるので,ハナシに乗ることにした.(BD-1
2000年モデルは,各パーツをグレードアップしてある限定モデル)
交換をお願いしたお店は大井町にある.
帰りは輪行せずに,試乗がてら蒲田まで自走する.
乗った瞬間感じたのは,ヘッドのガタがなくなり,直進安定性が増したこと.
こうやってみると,いかにひどい状態で乗っていたかが分かる.
いやはや気分がいい.
快調に池上通りをとばす.
たまには体を動かすのもいいもんだ.
来週は,すこし自転車で出かけてみよう.
さて,話は変わってAlfettaのハナシ.
実は先週からまた入庫している.
前回の修理中にちょっとボディに傷が付いてしまったのでその補修と,応急処置で取り付けたプロペラシャフトのゴムカップリングを新品に交換する作業だ.
そもそも,カップリング交換を依頼していたので,新品にならないと意味がないのだ.
ということで,Diarioの更新は来週になりそうだ.
おそらくペラシャフト振動の推測ぐらいはレポートできると思う.
ハナシはまた変わってカメラのハナシ.
今日は何を思ったのか,池上にある梅園まで散歩に行った.
我ながら渋い選択だと思う.
梅園に近づくにつれ,ジジババ比率が高まり,入り口につく頃には,とげ抜き地蔵もかくやという有様だった.
それはさておき,梅はまだ五分咲きぐらいで,見頃は来週以降だろう.それでも,園内は梅のいい香りが立ちこめ,なかなかいい気分である.
そんな梅の花と綺麗な園内は,アマチュアカメラマンには絶好の撮影ポイントらしく,ジジババ比率以上にカメラ保有比率が高かった.
いやはや,私は花より団子ならぬ,花よりカメラ状態で,すれ違う人たちのカメラを思わず観察してしまう.
小さいコンパクトカメラももちろん多いが,立派なレンズをつけた一眼レフが圧倒的に多い.
しかも,EOS Kissのようなお手軽系ではなく,F1やらF3やら,EOS5やら,OM-4やら.
もちろんライカもいらっしゃった.(旦那がM5で奥さんがライカのコンパクト)
うーん,なんだかすごい世界だった.
ウチにはそんな立派なのはないけれど(目下のところ,愛機はOLYMPUS Pen-F),来週は私もカメラを持って出かけてみよう.
ということは,来週はカメラを持って自転車で梅園かな.
私も流行ものに手を出してしまった.
昨年の正月同様,インフルエンザにかかってしまったのだ.
金曜日に少し体に違和感があったのだが,去年,Spiderに乗ってらっしゃる方から誘いを受けていた「大黒PA」での集まりが丁度今週だったので,ちょろっと顔を出した.
30分ぐらいクルマを見たり,お話をしたりして家に戻ったのだが,帰宅後は,それほど怠いとは感じなかった.
土曜日.
朝起きると,少しからだが怠い.
今日はがん太さんとセンチュリーさんで待ち合わせなので,西船橋へ.
お店に到着すると,怠さが増している.
完全にインフルエンザの症状だなと感じ,作業は中止,がん太さんの到着を待って帰宅する.
帰宅後,もう,きちんと立っていられない.
すぐにベッドに潜り込み,体温を測定.
ありゃ,39.5度もある.
この日の夜はつらかった.
腰痛,頭痛,咳,高熱が重なり,1時間おきに目が覚めた.
日曜日,やはり熱は下がらない.
相変わらず39度ある.
私はそう滅多なことでは医者に行かないのだが,いい加減やばいと感じ,日曜日の当番医を訪ねる.
いかにもという,町のおじいちゃん先生が診断.
思いこみだろうが,胸に聴診器をあてられると,何となく安心する.
診断中,先生が「この薬が間に合えばねぇ」と一枚のパンフレットを見せてくれる.
「ザナミビル」という新薬なんだそうだ.
テレビのニュースで聞いたことがある.
日本においては,インフルエンザの治療は「ワクチン」「解熱剤」「咳止め」の三つしかないそうだ.
しかも,どの薬もウィルスを殺す効果はない.
対してこの新薬は,吸入するタイプと経口剤の二種類があり,インフルエンザ発病初期なら効果があるそうだ.
具体的にはウィルスが増殖に必要な酵素の作用を止めてしまうらしい.
本当は今月あたり,厚生省の許認可が下りるはずだったのだが,何でも2月にずれ込むらしい.
ワクチン不足といい,なんとかしてくれ厚生省.
とりあえず,解熱剤を射ってもらう.
看護婦さんが痛いですけどいいですか?って,注射って痛いもんでしょ?
第一私は,このテのものには忍耐強いのだ.
処方箋をもらい,近くの薬局へ.
窓口で薬を受け取ろうとすると,一枚の紙を差し出された.
処方してもらった薬の名前と効き目らしい.
一つ一つ丁寧に説明してもらう.
いやはや,思わず感心してしまう.
そして今日.
4:30に目が覚めた.
もういい加減,ベッドに横たわるのも飽きたので,webの更新をしている.
熱は少し下がって38.3度.
今日はさすがに会社は休みだな.
1900年代が終わり2000年代が始まった.そして20世紀最後の年.
あと一年で,私もAlfettaも21世紀を見ることができる.
レシプロエンジンは21世紀まで何とか生き残った.
おそらく,ガソリンを燃料とするクルマはそう長くは持たないだろう.
それまでは.
思いっきり走らせてやりたい.
さて.
今日は2000年対応で8:00に出社した.
2000年対応と言っても単にシステムの稼働確認.
自分担当のシステムは30分で終了.
が,他のシステムでトラブルが数件発生しているらしい.グループ.というよりウチの司令部がややパニック気味.
後輩もそのとばっちりで自分の担当システムがテストできないでいるらしい.
上に指示を仰ぐが反応なし.判断材料が少ないとかなんとかぶつぶつ言っている.
役所への報告時間が迫ってきている,そんなこと言ってる場合じゃないだろう.
やることははっきりしてる.思わず大声で「やるしかないでしょ」と.
現場を知らない上の連中に振り回され,年始早々不機嫌.
だから背広組は嫌なんだ.